話題のシンガポールについてお勉強しました
水曜日, 12月 16th, 2009
世界から金持ちが集まってきてウハウハなシンガポールですが、
私自身よく知らなかったので一緒にいろいろとお勉強しておきましょう。
建国は1965年、現在の人口は499万人で、国土は淡路島と同じくらいの700平方キロメートル。
国民1人当たりの国内総生産(GDP)は約3万7600ドル、これは日本の1人当たりGDPを追い抜いぬく数字です。
資源は全くなく、食料のほぼ100%と大部分の水を輸入に頼っています。
そんなシンガポールの唯一にして最大の強み、それは立地です。
マラッカ海峡というアジアと中東・欧州を結ぶ交通の要所という地理的優位性。
シンガポールの歴史は、外国企業の誘致の歴史でもあるのです。
建国直後は化学工業・製造業など労働集約型の産業を誘致し、
80年代以降は徐々に知能集約型の半導体・エレクトロニクスなどの企業に転換。
IT・医療分野を含めた研究開発を行う企業も盛んに誘致し、
2003年に「バイオポリス」、2008年に「フュージョノポリス」を設置。
現在はバイオメディカル、情報通信技術、メディア産業を新たな
経済の柱と定めて高度成長を遂げています。
リーマンショックの影響もあり、09年の年間経済成長率はマイナス2.0%~2.5%でしたが、
ここ数年を平均すると年間7%~9%前後という驚異的な高成長率を示しています。
ちなみに、これまでは日本をアジアの拠点としていた外資系企業がどんどんとシンガポールに流れています。
その最大の理由は、優遇税制です。
法人税は現在18.0%、配当金への課税、キャピタルゲイン税・相続税もありません。
日本だと半分くらいは税金で持ってかれますから、そりゃ移動するのは当たり前です。
その結果、シンガポールは500社以上の金融機関と7000社以上の多国籍企業が拠点を置くという
世界の技術・金融・企業買収等の情報の集約地となっているのです。
このままだと最終的に日本の企業すらもシンガポールに拠点を置くことになっていきます。
そうすれば日本は文字通りもぬけの殻となるでしょう。
税金を集めたいなら税金を安くして企業を呼び込む、
シンガポールの発想とは真逆を言った日本の負けですね。